協会について

私たちについて

一粒の大豆から生まれた、食と暮らしの知恵。
私たちは、大豆を育て、つくり、食べ、伝える実践を通して、
日本の大豆文化を次の世代へ受け継いでいきます。

畑で大豆の種をまく様子

日本大豆文化協会

私たちが考える大豆文化

日本では、一粒の大豆から、味噌、豆腐、納豆、醤油など、味も食感も用途も異なる多彩な食品が生み出されてきました。

地域の料理や保存食、神事や年中行事にも大豆が用いられ、その背景には、身近な食料を大切に生かしてきた知恵と、自然の恵みへの祈りや感謝があります。

私たちは、大豆を育て、加工し、料理して食べる技だけでなく、地域に受け継がれてきた習わしや、大豆を大切な食料として敬ってきた思いまでを「日本の大豆文化」と考えています。

日本大豆文化協会の役割

日本大豆文化協会は、こうした文化を今の暮らしの中で学び、実践し、伝えるために活動しています。

大豆を育て、つくり、食べる機会を設け、そこで得た経験や知恵を、それぞれの地域で伝えられる人を増やしていきます。

協会を立ち上げた理由

大豆を知るほど、
残したいものが見えてきた

一粒の大豆に、日本の食への心意気がある

発酵させる。固める。搾る。すりつぶす。乾燥させる。日本では、一粒の大豆を手間をかけて保存できる形に変え、できるだけ無駄なく食べてきました。その加工技術と工夫には、限られた食材を大切に扱い、暮らしの中で生かし切ろうとする、日本人の食への心意気が表れています。

郷土料理や保存食、神事や年中行事にまで広がる大豆との関わりを知るほど、日本の食文化の奥深さに驚き、受け継がれてきた知恵への誇りと、大豆そのものへの愛着が深まっていきました。その思いが、協会の活動の土台になっています。

日本の畑から、大豆文化を未来へ

これほど豊かな大豆文化を持ちながら、日本で使われる大豆の多くは、海外からの輸入に支えられています。

輸入大豆が、現在の日本の食生活や食品産業を支えていることも事実です。その一方で、国内で大豆を育てる人や畑がこれからさらに減り、生産基盤が弱くなれば、大豆文化は加工品や料理の形を残しても、その出発点である畑との関わりを失ってしまうかもしれません。

一粒の向こうに、種、土、季節、作り手、加工の手間がある。そんな背景を知ることで、いつもの大豆食品も、少し違って見えてきます。私たちは、日本で大豆を育て、加工し、食べる営みを、これからの暮らしにも残していきたいと考えています。

畑で収穫した大豆のさやを手に持つ様子

実践から生まれた学び

現場で確かめたことを、伝える

代表は、大豆に魅せられて21年。その歩みの中で、当時はまだ調理法やおいしい食べ方を伝える人が少なかった大豆ミートにも取り組み、16年にわたり実践を重ねてきました。

専門惣菜店では、300以上のレシピを積み重ねました。そこで試し、確かめ、改善してきた経験は、現在の協会活動にも生かされています。

大豆ミート専門惣菜店を運営していた当時の代表・中山しげ子
大豆ミート専門惣菜店を運営していた当時

代表者と協会の歩みを見る

活動の基準

私たちが大切にしている
三つのこと

  1. 畑から食卓までを、一つの流れとして捉える

    大豆は、種をまき、育て、収穫し、加工し、料理して、初めて食卓に届きます。協会では、その一部分だけを切り離さず、生産する人、加工する人、料理する人、食べる人の営みを一つの流れとして学びます。

  2. 育てて、食べものの成り立ちを知る

    一粒の種をまき、育つ様子を見て、枝豆を味わい、 さらに育てて大豆を収穫する。 自分で育てる体験を通して、豆腐や味噌など、 普段食べているものが何から、どのようにできているのかを伝えます。

  3. 試し、確かめ、得た知恵を共有する

    食材や調理法は、実際に試してこそ分かることがあります。私たちは、現場で確かめたこと、うまくいかなかったこと、そこから得た工夫を蓄積し、家庭や教室、地域で実践できる形にして共有します。

伝える人を育てる

大豆文化を伝える人を、 各地に

大豆文化を次の世代へ受け継ぐには、知識を持つ人だけでなく、自ら体験し、自分の言葉で伝えられる人が必要です。

協会では、大豆の歴史や食文化、栽培、加工、調理を幅広く学び、料理教室や体験会、学校や地域での食育に生かせる人を育てます。資格を得ることを終点にせず、それぞれの土地や暮らしに合った活動を始め、続けていくことを大切にしています。

講座・講師育成について

学校の教室で大豆について子どもたちに伝える活動の様子

海外からの学びに応える

日本の大豆文化を、
本格的に学べる窓口へ

海外で和食が親しまれる中、豆腐や味噌、納豆などに関心を持ち、 その作り方や背景を深く学びたいと考える人もいます。

私たちは、そうした人たちが、大豆を育てることから、 加工の技、料理、地域の暮らしや行事まで、 日本の大豆文化を体系的に学べる窓口になりたいと考えています。

その学びを通して、日本で育てられた大豆にも 関心を持つ人が増えることを願っています。 将来、国産大豆の新たな需要が生まれ、 海外に届ける道につながればと考えています。

団体情報

協会概要

名称
日本大豆文化協会
設立
2023年5月1日
代表
中山しげ子
所在地
〒324-0614
栃木県那須郡那珂川町久那瀬527
電話
0287-92-1000
運営
株式会社アルファイン
主な活動
大豆文化に関する教室・体験、講座・講師育成、食育・地域連携、情報発信